さー

ドント・ルック・アップのさーのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポスターに並んだ「俺の考えた最強のキャスト」を前にして、ギャラだけで国家予算超えるのでは…という不安と謎の満足感を覚えつつ、意気揚々と劇場に向かったものの、観賞後は「もう何やったってダメだ。人類はこうやって滅ぶんだ。おつかれさまでした!」というやり切れない感情でいっぱいになりました。おつ!

これが、AppleのAIに「もし半年後、地球に隕石が衝突するとしたらどうなるか!」という仮定をシミュレーションさせた結果の映画化だとしても全然驚かない。そうなるよね〜と分かっているのに、坂道を転げ落ちるような展開にイライラするやら泣きたくなるやら、、風刺が効きすぎてるのも困りものだわ。人類にはこんなに大きな問題があります!でも解決策はありません!って言われた気持ち。

ケイト・ブランシェットの役すごい良かったな。正論も矛盾も全て理解した上で、求められている自分に徹している姿が切ない。地球最後の日を共に過ごす相手が結局職場の同僚なんも切ない。めちゃくちゃスペックたけえよ?って話をしたのに、レオ様が食いついた箇所が「元大統領2人と、、」なとこだけなんほんま…ゲスが…

「さらば!2020年」と同じように、ジャンル:ネトフリって感じの作品でした。
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