このレビューはネタバレを含みます
アダム・マッケイ監督
レオナルド・ディカプリオ、
ジェニファー・ローレンス主演
『Don't Look Up』
半年後の地球衝突コースにある彗星を発見した科学者ローレンスとディカプリオがメリル・ストリープ演じる大統領に対応を訴えるが政府は中間選挙での支持率を優先して先送りにしてしまう。
仕方なくメディアにリークするがまともに取り合わない報道バラエティにキレたローレンスはSNSでミームにされて叩かれ、おどおどしてるだけのディカプリオに至っては「彗星おじさん」的癒しキャラにされてしまい美人キャスターと不倫に奔る始末。
やがて地球に接近して彗星が目視で確認出来るようになっても事実を認めないよう大統領に扇動された"Don't Look Uper"が現れて、科学的事実を認める勢力も何が出来るでもなくコンサートを開いてアリアナ・グランデの祈りの歌に酔いしれる。
社会は二分されたまま彗星に埋蔵される資源独占を当て込んだ巨大IT企業のCEOが企てたプランに一縷の望みを託すのだけど…
『アルマゲドン』的な展開に気候危機やコロナ禍に絡んで何処かで見た光景を反映させ、無駄に豪華なキャストで仕上げた傑作コメディ。
特にメリル・ストリープのクレイジーな演技に爆笑しました🤣
