あなたはなぜそれを信じる？大統領が言うから？有名な科学者が言うから？
事実はいかようにでも作ることができる。大事なのは「何が真実か」ではなくて「誰が信じているか」だ。
世の中には実はこういうことってたくさんあるんだろうなぁということを、最大限に誇張して教えてくれた作品。情報の信憑性の問い方を、ハリウッドザコシショウが授業してるみたいな感じの映画だった。
ネットで調べると間違った情報ってたくさんあるよね。頭のいい人がありとあらゆる手法を用いて頭の悪い人を巧妙に陥れようとしている。某掲示板の元管理人は「うそをうそであると見抜ける人でないと難しい」と語ったが、この映画を見るとその言葉の重みを感じる。
地球に迫る危機を、ここまでコミカルに、そして人間の欲深い部分をできるだけ多く見せている作品はあるだろうか。
巨大な隕石や彗星が地球にぶつかりそうになった時、現代ではアルマゲドンみたいなヒーローが地球を救う流れにならないんじゃないか。きっとこういうふうになってしまうのではないか。
字幕版でも吹き替え版でも楽しめる作品だった。
好き嫌いが別れそうだけど、アメリカンジョークみたいなノリが好きな人はきっと好きだと思う。
おすすめです。
休みの日に暇すぎて、Netflixの映画を選択する画面で目を瞑って適当にカーソルが止まったところを鑑賞しようと決めて、たまたまみることができた作品。
何を見ようかなぁとか迷うんじゃなくてこういう風に映画を決めるのもいいよね。
