「重要なのはどの選択をするかだ」
レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンスほか豪華アンサンブルキャストで織りなす、アダム・マッケイ監督によるSFブラックコメディ。
地球を破壊するほどの彗星が接近している危機を、2人の天文学者がメディア・ツアーを断行し、全世界の人々に警告する様をコミカルに描く。
序盤はなかなか入り込めずに苦戦しましたが、中盤から徐々に面白くなりました♪
似た題材の作品は数あれど、今までのディザスターものと大きく違うポイントは、現代社会をシニカルな視点で描いているところでしょうか。シナリオもウィットに富んでおり、センスを感じる。
それはさておき、やはり目玉は何と言っても贅沢なキャスティング！これに尽きます。
ティモシー・シャラメやクリス・エヴァンスまで出演してるとは知らなかったのでビックリ(°_°)
本作のディカプリオは、珍しくイマイチ冴えない中年オヤジを等身大で演じていて、恰幅の良い体格や蓄えた髭が実に貫禄たっぷり。
ニュースキャスター役のケイト・ブランシェットとは『アビエイター』以来、女性大統領役のメリル・ストリープとは『マイ・ルーム』以来の共演になるのかな？なかなか懐かしい組み合わせでした。
マーク・ライアンス扮するIT企業のCEOピーターは、間違いなくジョブズをパロってましたね（笑）
かなり映像も凝っていて、キャスティング含め純粋にオカネ掛かってんなぁ…という印象（笑）
シュールで思い切りの良いラストが最高でしたw
半年後に地球が滅亡するとしたら、あなたはどんな選択をし、誰と何をして過ごしますか。
