「キサマは二度とマスクを外せない」
幼少期から『北斗の拳』を敬愛する伊のエマニュエル・デ・サンティが、監督・脚本・撮影・主演を務める（凄）スプラッタバイオレンスアクション。
購入後しばらく積んでいた未公開シーン含む完全版（サントラ付・笑）を、やっと鑑賞⭐︎
愛する妻を焼き殺され復讐に燃える男・アダムが、悪魔の力により屈強な肉体を手に入れ、街を支配するデニー軍団を血祭りにあげてゆく───
うん、たぶんB級慣れした人向けかなとw
余りに雑なストーリーと設定で、前半はハマれず焦りましたが（汗）過激さが増して行くにつれ、後半からはメチャクチャ楽しめたので一安心(^^;;
豪快な人体破壊描写と、威勢よく吹き出す血！
グロゴアシーン満載ながら、スタッフが開発したという合成血糊は赤い絵の具を溶いた水みたいだし、関節に逆らってマッチ棒のように容易く折れる腕や脚など、チープなディティールは『片腕マシンガール』を思い出したほどのクオリティ。
『北斗の拳』愛は随所から伝わって来るけど、世界観もキャラ設定も全く違うから、ファンが観て楽しめるか？は、些か疑問ではある(^^;;
でも、ラストバトルでは北斗百裂拳（らしきもの）繰り出しまくりだし、ケンシロウっぽいポーズやセリフが頻出するので、ニヤリと出来るはず！
この残酷描写が『マッドマックス』の世界観と合体すれば、もう完璧なんだけどなぁ( ≖͈́ ·̫̮ ≖͈̀ )
とりあえず私は、期待していた「ひでぶ！」の実写化（膨張爆発）が拝めなかったのが悲しいわ。。
まぁそれにしても、サンディ監督イケメンなうえに素晴らしい肉体美ですなぁ( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ ) ✧
