韓国で年間900件も発生していると言われる、シンクホールからの決死のサバイバルを描く、キム・ジフン監督によるパニック・ディザスター。
やっとの思いで手に入れたマンションが、大雨によって発生した巨大な陥没穴へ!500メートルにも達する地下から、人々は無事生還できるのか…
正直VFXはショボい印象でしたが、なんだなんだで楽しめました。マイホーム購入経験者からすると、こういった題材は空恐ろしい(汗)
「シンクホール」とは、石灰岩が何らかの影響で浸食されてできた陥没穴のこと。日本でもニュースになっているのを目にした事がありますが、都市部で発生するのは稀だそう。大抵は具体的な原因がハッキリしている場所、例えば古い炭鉱跡や鉱山地域、防空壕跡など、人工的な空洞が起因するものが殆どらしいです。
前半はソウルにマイホームを持つことの大変さ、住民間トラブルや欠陥施行など、韓国の住宅事情を盛り込みつつコメディタッチで描かれ、後半はヒューマンドラマを軸としシリアスタッチで描かれる。緩急が効いた展開で飽きることなく完走!
引きこもりの息子を持つマンスと、家族にイイとこを見せたいドンウォンの共闘っぷりがアツイ。
個人的にはキム代理推し( ⌯᷄ ·̫ ⌯᷅ )