主に近世(後半は現代)あたりのヨーロッパの油絵や木版画等の表象を読み取るという作品
医者への皮肉から、狂気の風習、シュルレアリスム、アート医療

映画界隈ではアントナン・アルトーといえば『裁かるるジャンヌ』といった役者としての顔が浮かぶが、詩はもちろんのこと、実は絵描きとしても作品を残している。

個人的にはユングの『赤い本』の章が面白かった。
あとレオノーラ・キャリントンは日本人で知ってる人に会ったことないから知ってる人がいたら語り合いたい。


　監督のアメリ・ラヴァレックは現在ヨーロッパのみならず世界で、寺山修司や三島由紀夫、横尾忠則、荒木経惟らの日本のアングラカルチャーを扱った映画 “JAPANESE AVANT-GARDE PIONEERS” を上映している。
日本をフォーカスした映画なのに、我が国では全く関心が寄せられておらず、2025秋に公開かもと言っているがどうなることやら。

https://www.japanavantgarde.com