ロナー

君は彼方のロナーのネタバレレビュー・内容・結末

君は彼方(2020年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

若手俳優が起用されてる割にはプロモーションが少なく話題にもなってないから宗教がらみかと思ったけど、そうではないらしい。

中身を見て察した。
売れる可能性の低い作品に広告費は出せんわな…。
「HELLO WORLD」になりそこねた「あした世界が終わるとしても」にすらなれなかった作品。

と思ったけど協賛企業には有名企業が名を連ねてて、豊島区が後援してるみたいだし、ベテラン俳優も起用されてて金がなかったわけでもなさそう?
という、内容と同じく作品が作られる経緯もよくわからない。

監督をやっている瀬名快伸さんが原作も脚本も音響監督も絵コンテもプロデュースもやってるから、その分をキャストに回したのか?
一応パンフレット買ったからなんか書いてあるかな…。

制作の背景も作品の内容も中途半端でよくわからない作品。

あと途中のミュージカルは絶対いらなかった。

最後シックスセンスみたいになったのはおもしろかったけど、構造が巧みで叙述トリックに気付かない、というよりは話がつまらなさすぎてそこまで深く考えないから結果どんでん返しっぽくなる、つまらなさすぎて叙述トリックに気付かないという珍しい作品。

映画の感想って人それぞれだから、基本的に「つまらない」という言葉は使わず「合わない」という言葉を使うようにしているんだけど、個人的に全く合わないし、おそらくほとんどの人がそう思うだろうから、この作品に関しては「つまらない」という感想を抱いてしまう。
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