その住人たちはのりりのネタバレレビュー・内容・結末

スペインのサスペンス映画。落ち目の広告デザイナーが眺めの良い豪華なマンションからボロいアパートへ引っ越すことになる。が、過去の栄光を忘れられず、次第に引越し前のマンションに新たに越してきた人々に執着し始めるサイコサスペンス。
ひねった脚本が多い印象の昨今の映画にしてはシンプルなストーリー。こんなうまくいくか？とも思うけど、本気を出したサイコパスの企みが倫理観ゼロでこわい。結末がほんと胸くそで、珍しく悪の方へ振り切ってる脚本だった（個人的には腹立つーー！！あのドヤ顔がまた腹立つんよ！笑）

被害者の妻が年齢差ありそうなおっさんのハビエルに好意を持つのがちょっと理解できなかった。

というわけで胸くそ系ラストが苦手なので私の評価は低めだけど、全体的にそこそこ完成度の高いサスペンスだと思う。