先日見たナチョセルダ監督のaftermathのDVDに収録されていた3部作のトリを飾る作品。

最愛の妻を交通事故で亡くした彫刻家の男が妻と全く瓜二つの石像を作ったらばある日その石像から血が流れ出し、命が宿り出す。

男は石像に愛を吹き込んだ祈りが実ったんや！と歓喜して妻を蘇らそうとするのだが、、、


前作の人体解剖ゴアゴアな物語とは180度全く毛色の違う作品ではありましたが今回も一切セリフは無く、ナチョ監督の演出の巧さが光る短編でした。

セリフも何も無いので前作同様に見ているうちらがナチョ監督の描こうとしているものを汲み取るしかないのですが、30分の短編の中に散りばめられた様々なピースを紐解くと色んな解釈が出来るのが面白い。

強烈ゴアなaftermathが先行しがちなナチョ監督だけどDVDに収録されている3部作をまとめて見ると彼が何を訴えているのかが少し分かる気がする。

命の在り方、死への探究、やろうとしていることはどこかブットゲライト感もあるけどこれもどうも違う。

ナチョ監督はホーンテッド以降監督から遠ざかっているみたいだが是非とも監督業復活して大物になって欲しいぞ！

• #どっこい未公開ホラー祭り

三部作だと、これ(3番目)が １番好きかもしれない。

１、2、共に これといった盛り上がり無いので、短編ってことに救われました✨

始まりと終わり。
ファンタジー。

個人的にかなり好きな監督なのに、2006年を最後に新作が途絶えているのが非常に残念。