このレビューはネタバレを含みます
試写会で拝見しました。
予備知識なしで見たため、前半のあまりの辛い展開に、いまの精神状態で見る映画ではないと判断し、何度か立ち上がって会場を出ようかと思いました。が、とても映画的に終わって、久しぶりに涙が出ました。
些細なことで運命の歯車は狂う。人の狂わせるのも人で、人を救うのも人なのかもれない。正義の形も人それぞれだ。
私は、声を上げることができなかった。別の方法での警告を考えている。死んでしまった人は帰ってこない。帰ってこないから、後悔が残って知りたくなる。人生は難しい。絵やアートは救いだと思う。
久しぶりに泣いて、少し救われた気分になった。昨年父を亡くしたので、まだ頭が混乱している。適切なカウンセリングが、もっと制度としてあったらいいのにと思った。
余談ですが、車で試写会に向かう途中、ナビに従い大幅に道を間違え、警察に注意された。少しパニックになってしまった。些末な感想だが、車の運転には大いに気をつけたいと思った。