このレビューはネタバレを含みます
「人」について、沢山考えながら観た作品です。
「人」とは、儚く
「人」とは、脆く
「人」の心は、強くなったり、弱くなったり
何が正しくて、何が正しくないのか
そんなの分からない。
そもそも正しいってなんだ?
正しくあるべきなのか?
人は、人と必然と関わっていき
感情は絶えず変化し続ける。
他人なんて、なにを考えてるのか所詮分からない。
序盤からずっと暗い展開で続いてて、観ていて心が折れそうになります。
この物語はどこにどう行き着くのか目が離せません。
ずっと違和感を持って観進めていきました。
その違和感とは、作中での登場人物の行動。
突然起こった出来事への対応。
実際あの場であの状況になったらどうすれば良いのか。
作中で青柳さんも言ってて、あまり使いたくない言葉だけど、正しい行動は何か自分の最善は何かとつい頭で考えてしまっていた。
人が変わるには、何かきっかけがあって
添田さんのきっかけは、花音をはねた女性の葬儀での女性の母親の対応。
同じ親でも、まったく違う行動。
あのシーンは好きでした。
なにかきっかけをくれた作品でした。
#報道、マスメディアの怖さ
#人の噂も七十五日
#正しさとは
#変わるきっかけ
#人は都合の良い生き物