この作品はアイヌとは何か?を少年カントを通して考えさせる作品.
何の情報もなく観賞したので小熊のシーンは驚きましたが儀式は現代には理解出来ない事でも食べ物のない時代、昔なら動物を狩り、その命を人間がいただいていたと考えれば何の違和感もないと思います．
作品の中でカントの父親や亡くなっている設定?実際どうなのか分かりませんが、私には父親の死とアイヌの儀式、小熊の死この両方の死を対比させカントは初めて死の世界またはアイヌの世界にふれ少年カントの心の成長を表現したのかな?と思いました．映画は色んな解釈があり作品を観た後に何度もああでもない、こうでもないと考えるのが楽しいなと．．．
一つの視点からだけ物事を考えていて新しい世界や成長をすることは出来ませんからね．
色々教えられ考えさせられる作品でした．
