さくらもち

青くて痛くて脆いのさくらもちのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
1.7
杉咲花を筆頭に大好きで演技派な役者たちが勢ぞろいしていたから、観ました。

キミスイのイメージを壊したいと作者が言っていたけど、壊し方がストレートすぎて悪意感じました。

楓(吉沢亮)の視点ばかりで、秋好(杉咲花)の感情が見えてこない。
見えてこないから、二人が離れた背景が見えてこない。
楓の気持ちはわからなくはないけど、共感できる材料や悲しめる材料がなさ過ぎた。これでは、ただの陰キャの暴走。酷い。

自己中心的な話だけど、楓以外の思いも交差するのでごちゃごちゃしてるのかも。ミスリードのために配置してるのかと勘繰るぐらい。ポンちゃん、に何か意味とか正体を見出そうとしたけど、何もなかったみたいです。


豪華な役者さんが揃ってたけど、活かしきれてなかったです。残念。

MVPは岡山天音さん。
最初のスパイごっこは楽しかったです。
さくらもち

さくらもち