蒼

青くて痛くて脆いの蒼のネタバレレビュー・内容・結末

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の数分で タイトルがでたときに
「青くて 痛くて 脆い」の意味がわかった。


理想は理想でしかないと 諦めている僕にとっては “世界は変えられる” なんてピンとこなかった。平和のための戦争も 銃を構えることも必要だと思うから。人の意見や考えを尊重することと 差別や戦争をなくすことは矛盾していて 両立が出来ないからこそ 今の現実がある。

他人を傷つけないように生きることは 相手を想っているようで 本当は自分自身を守っている。

裏切り すれ違い 嫉妬 憎しみ 妬み 憎悪
いろんな感情がぶつかり合って 抉られたから 僕にもまだ心は残ってるらしい。

それでも 僕だったら あのツイートも 追いかけることも出来ないと思う。僕は主人公にはなれない。だけど それができたら 僕はきっと死んで 誰かに復讐されるのかもしれない。

大学生になってないから 全部がキラキラしていて 眩しすぎて 濁った僕の眼には痛かった。
蒼