震災で行方不明になった昔の恋人が生きているかもしれないと連絡を受け、〈幽霊に会いにいく〉
このつかみどころのない、ただ忘れていた何かを掴まれるようなこの作品に、連れていかれるかと思いました。
記憶を忘れようとする人。
記憶を忘れまいとする人。
記憶を思い出させようとする人。
BGMやカメラワークが突然切り替わる時、現実が歪んできます。
ポスターパンフレットには初号にあたる「もう一つの横須賀綺譚」が鑑賞できるリンクが掲載されていました。
監督が撮った直後に「激しく後悔した」というファースト&ラストシーン。
かなり印象が違ってくる内容でした。
2020-224-104