hoyotaka

ミッドサマー ディレクターズカット版のhoyotakaのレビュー・感想・評価

3.3
よくある、招待されて行った場所が変な感じでヤベー事に巻き込まれる系です。

深く読み取れる人は現代社会と〜〜みたいに繋げれるかもしれませんが、僕にはシンプルな不条理スリラーにみえました。
宗教って色々あってあんまり外野がどーだこーだは言えない空気だけど、断るときに断らないと、こんな風にぜーーんぶ自分たちに都合よく体よく勢いよく進めちゃう奴らもいるんだよってな風に捉えました。

映画としてはね、前編に通して何やら妙なシュールな空気が流れて何が起きるんだとゾワゾワします。
で、まさかな、、、って悪い予感はだいたい的中しちゃうっていう。
この辺りも、あえてやってる事なんでしょう。嫌な予感は当たってしまうから、早く断われ逃げろって事なんでしょう。
心理的な仕掛けとして、オープニングにあった奇妙な絵から、既に仕掛けられてたんでしょう。

終盤にはシュールが加速し過ぎて、クマさん着ぐるみに、くるよ師匠みたいな出で立ちで限界突破しちゃいます。
この映画、どやさどやさ。
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