このレビューはネタバレを含みます
テレビやレンタルDVDで何度も見ました。
映画史に残る名作。
みなさん口を揃えて言っているように、ラストシーンがとにかく切ない。
この作品は、おとぎばなしの最後に、醜い姿に変えられてしまった王子様の魔法が解けるのと、まるで逆なんですよね。
ずっと王子様だと思っていたのに、いざ目が見えるようになったら、正体は貧しい乞食だったという…。
チャップリンの作品は、喜劇なのにどこか悲しくて切ない。
ただおもしろい、笑える、だけではない「作品としての奥行き」があると思います。