囚人13号

海を待ちながらの囚人13号のレビュー・感想・評価

海を待ちながら(2012年製作の映画)
3.8
根底には神話が潜んでるが、それとは無関係に砂丘を数メートルずつ進んでいく船の構図がシュールで好き。

群衆は暴力を振るうために存在してるとこなんかは相変わらずだけど、結局はもう会えないと分かってるのに諦めきれない男の無様さが別形態の奇跡を生む不思議な映画だった。地平の彼方へ旅立っていく後ろ姿も今回は特別神々しい。さらばフドイナザーロフ
囚人13号

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