漫画家たまご

ミッチェル家とマシンの反乱の漫画家たまごのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

感想159個目

【あらすじ】
近所でも有名な変わり者一家であるミッチェル家の映画オタクの娘・ケイティが、念願だったカリフォルニアの映画学校に合格する。娘を大学まで車で送り届けるため、ミッチェル家は揃ってドライブ旅行中に出かけるが、ロボットの反乱に巻き込まれ....

【感想】
お父さんのめんどくさいんだけど歩み寄っていこうとしてるところが良かった。お父さんの立場からしたらお金を払ったことのないタイプのモノを作っていこうとしたり興味もっていく娘に対して将来不安だし食べていけるかも不安になるのリアルでいいなあって思う。国は違っても共感できる、こういう父はいる。

娘は娘でそんな父を古臭く思ってバカにしてるのかと思いきや、本心は自分のやりたいことを認めてくれない父親がいたからこその心の離れ方なのもリアルで良かった。どちらも相手のことが好きだからこその反発っていいよな。

弟は思春期にうつってないからか、変なところはあっても基本的に家族思いなところが可愛かった。

母親は急な強キャラすぎて(どうやってコレ収集つけるの?)って場面で活躍しまくるから笑う。世界観がギャグ寄りなのを最初に提示してるからこそ成り立つ正に映画クレしん的な作品だった。

ペットの犬は顔が独特すぎて犬と認識されなくて活躍するの、リアルにありそうで笑った。

ただ、相手のマザーAIの弱点が水なのはアナログすぎるのでそこだけなんとかならんかったかなとは思う。

ある程度許容して楽しめる人向けの映画。