mayama

ブラッド・ブレイドのmayamaのネタバレレビュー・内容・結末

ブラッド・ブレイド(2019年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

とあるネイティブアメリカン?の家族を主要人物に据えた群像劇っぽいゾンビサバイバル。
最初のパンデミックの始まりシークエンスからいきなり半年後、ネイティブの方々の居留地が、ゾンビ禍の生き残りの人たちが集まって暮らす場所になってるのですが、微妙に白人とネイティブの人達の立場が逆転してる。弱者と強者の立ち位置が入れ替わったところで人間は対して変わらないわけで。
ネイティブの方々の居留地が、逆に隔離されていたせいで被害最小限だったっぽく、それでこの土地において白人と白人じゃない人との間に軋轢生まれてる・・・という理解でOK?あんまり社会的な事情わかっていなくてすまぬ。

異母兄弟のダメな兄とそれに引っ張られる弟・・・兄が何かにつけて虐げられてきた可哀想なオレアピールしてくるのがそれはもうウザくて面倒くさい。
劣等感や父親へのマイナス感情、己の現状のままならなさ等々の個人的な恨み辛みを社会やコミュニティ内にむけて憂さ晴らししようとするひとって器が小さすぎるくらい小さいのにプライドだけ一人前以上で、まあ面倒くさいことこのうえないのねー。自分の待遇や状況に不満があるからことあるごとに大騒ぎするんだろーなー。
まあ、あの父もちょっと情が薄すぎるかなとは思いますが、ちょっとね、あの兄はもう大人なんだから甘ったれんなとは思いますね(以外に若かったらゴメン。笑)。
何気にほの暗く薄氷の上を歩く程度の希望しか無さげではありますが、あのソード振り回してたおじいちゃんが何気に無双で良かった・・・(刀って二、三人切ったらお手入れしないと血脂で切れなくなるとか骨で歯こぼれするとかそういうのは考えない。笑)
mayama

mayama