K

Swallow/スワロウのKのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
3.3
序盤の色彩が美しい。夫と食事をするときの彼女は、首がゆらゆらしていて気になった。異食症。想像するだけで喉が苦しいコレクション。遅かれ早かれブツかったであろう壁。無意識のうちに欲していた特別感。自分の気持ちを抑圧せずに生きていけたらいいよね、と。手遅れな空気。まだ間に合うことに驚かされる選択。あまりに身近な食べ物×場所。心も体も負担は少なくないはず。これで前向きに生きていけるのだろうか。代償。責めることはできない。日常に溶け込むエンドロールが印象的。
K

K