カーロ・ミラベラ=デイビス初監督作品。
孤独感から異食症になってしまった女性の物語。
ヘイリー・ベネット演じるハンターは大企業の二代目と結婚し、妊娠もして他人から見たら順風満帆過ぎる生活を送っている。
しかし旦那からも周りからも見下され気味で孤独感に苛まれていて、ある日ビー玉を飲み込む衝動に駆られてしまう…という流れ。
一般庶民がVIPな家に嫁いで…というところまではいわゆる玉の輿で勝ち組なんでしょうが、そこから逆に疎外感を味わってしまうんですよねぇ。
行き着いた先が異食症という精神的な病。
この病気の事は知りませんでしたが、映像として見ると強烈。
ビー玉から始まり、画鋲や釘や土などを衝動的に飲み込んでしまうわけです。
それに至ってからの旦那の言葉や行動が…ねぇ。
奥さんへの扱いは表面的には良いのだけど、結局寄り添い方がズレてる。
これは結婚ってどういう事なのか?という大きな課題になるでしょうね。
ラストは非常に考えさせられる。