Yuuka

5月の花嫁学校のYuukaのレビュー・感想・評価

5月の花嫁学校(2020年製作の映画)
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フランスにもここまで男尊女卑的な考え方があった時代があったとはちょっと驚き。

戦争のゴタゴタで恋人と結ばれず、「妥協」して「最良の選択」である結婚をしたビノシュ演じるポーレットの人生が夫の死を境に新たに回り始める。

最後のシーンで突然ワーっと「女性解放宣言」が行われるわけだけど、当然の、もう本当に当然の事だよね、言ってる事全ては。
物語の舞台は60年代。でも、2022年の今でもまだまだ女性に対する抑圧はある。

ジェンダー問題やフェミニズムが盛んになってきたこの時代に「よし、このまま進めー!!」って感じの勢いのあるラストでした。
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