あべゆ

蒲田前奏曲のあべゆのレビュー・感想・評価

蒲田前奏曲(2020年製作の映画)
3.2
第1番 蒲田哀歌:3.5
第2番 呑川ラプソディ:3.4
第3番 行き止まりの人々:3.5
第4番 シーカランスどこへ行く:2.0

だって、“蒲田”が舞台ということを楽しみにしてたんですもの。蒲田も蒲田マチ子もまったく出てこない第4番はほんとに残念。完成後のインタビューで、プロデューサーの松林うららさんは「こうきたか!」とおっしゃってますが、実際「やっちゃったなー、どうしよ…」と思ったんじゃないですかねえ。広告ディレクターとして大先輩のコピーライターからおもてたのとぜんぜん違うコピーを受け取って頭を抱えた瞬間を思い出しました。第1番は、大好きなバーボンロードが何度も出てきて最高です。『十二人の死にたい子どもたち』で、興奮すると広島弁になるゴスロリ少女を演じた古川琴音さんが、いい。

https://news.yahoo.co.jp/byline/mizukamikenji/20201010-00202395/

昔、川崎に住んでたころ、よく蒲田のバーボンロードの立呑みに行ったんですよね。そのお店、コロナで閉めちゃいましたけど。もう1軒、コロナ前に閉業されたカープ居酒屋もあって。この映画の中に、ピンボケですが看板映ってました。あの店が映画の中で残るとは。大将、知らんやろな。

大好きな呑み屋がなくなった蒲田に、もう行くことはないかもですが、もし行くことがあれば、蒲田マチ子が着ていた蒲田温泉のTシャツを買い込みたいと思います。以前、フライデーかなにかが二階堂ふみさんのプライベートを撮ったときに来てはったやつですね。
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