東北新幹線の「新花巻駅」設置にまつわる実話をもとにした映画
特筆すべきは映画そのものが市民による「手作り」、すなわちスタッフやキャストのほとんどが公募された有志であること。大手プロダクションの作品では太刀打ちできない素朴で力強い魅力にあふれている
舞台は1970~80年代
撮影自体は2014年からなのだが、この作品には価値観やアイテムなどの「リアルな昭和」がしっかり描かれている
奇しくも人々が新しい未来を模索せざるを得なくなった「コロナの時代」に、この作品は静かに力強く「希望」を照らし出してくれる
ガリ版、灰皿、魔法瓶など、懐かしい小物や風景が作品の隅々にまであふれているのも、昭和生まれにはたまらないポイント☝️