DJあおやま

BURN THE WITCHのDJあおやまのレビュー・感想・評価

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)
3.8
作画のレベルが高く、線の細さ、キャラクターのシャープさが原作にかなり近かった。ぜひこの作画で『BLEACH』が観てみたい。
ストーリーは原作に忠実で、どうしても序章ゆえ盛り上がりは若干抑え目。主人公たちもそこまで活躍はしない。ただ、ラストに読み切り版のラストを持ってくる粋さには、思わず声が出てしまった。原作含めてこれからの展開に大きく期待。
久保帯人先生の作品の魅力は、そのポエミーさ。だからこそ文字として読むことのできない映像より、結局のところ漫画向きだと思う。中2心をくすぐる、オサレな当て字をもっと読みたい。“童話竜(メルヒェンズ)”なんてぐっときてしまった。
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