まろ

滑走路のまろのネタバレレビュー・内容・結末

滑走路(2020年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

filmarksオンライン試写会で鑑賞。
今回は無の状態で見たかったので、萩原慎一郎さんの歌集も読まず、予告以外全く情報を入れずに鑑賞。

3人のストーリーが別々に進んでいると思って、横の時間軸で繋がってるのかな?と考えていたら…まさかの縦の時間軸。途中でだんだん糸が繋がっていくように全体像が見えてきた。

自分が良かれと思って発した言葉も、相手には発して欲しくなかった言葉。相手を想っての嘘。終始不思議な息苦しさが。中学生の2人の演技がとても良くて、一筋の癒しだった。

キャストの全ての皆さんの演技が秀逸だった。
翠と子供のシーンで、フッと暖かい気持ちになり、そこで終わりを迎えると思ったら、素晴らしいラストシーンが待っていて、涙を堪える事ができなかった。

主題歌がとても暖かく素敵。エンドロールを幸せな気持ちで見る事ができた。
そして。見終わって、すぐに萩原慎一郎さんの歌集をネットで購入した。
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