このレビューはネタバレを含みます
鑑賞記録。
あらすじと出演者しか知らず、感動系かな?というふわっとしたイメージしかなく見てみたら。
エンドロール、ここで終わっちゃうのかーと思って胸がぎゅうぎゅうに苦しかった…
あの橋の上から25歳まで、どんな人生だったんだろう。
つらいだけじゃなかったと思いたい。
中学生の住む世界って狭いよね。
不器用だし、本音を素直に話したり、上手く立ち回るなんてスキルないよね。
最初は時間軸も関係性もよくわからずちょっとしんどかったけど、名前が出始めてから繋がっていって。おもしろかった。
坂井真紀さんにめちゃくちゃ泣かされた。
ちゃんと眠ることができて、本当はあの時に言いたかったありがとうって言葉を扉の前で言って、立ち上がるところで終わる鷹野さんストーリー。
ワンカットの演出が好きだった。
前に進もうとしてた、なんで自殺したのかわからない。という一つの答えが、自分のせいじゃないという理由を探してた鷹野さんに作用したのかなぁ。
実は事故でしたっていう展開になるのかと思ったら、わからないままっていうのが、なんかリアルだったな。
翠はずっと父親に厳しく色んなことを決められてきたけど、旦那は、翠はどうしたいの?どっちでもいいよって言う。
そういうところが好きだったんだろうけど、ずっとはキツいな…となんか共感。
産むことと一人で育てることを決意して、中絶したと嘘をついて部屋で1人で泣いてたんだな、と、最後の最後で気付いた。
みどりも子供の手をとって立ち上がるところで終わる。好き。
激務の方はどうしたの?とか、地震に動じないの海外の人が観たらビックリだよ、とか、たまに突っ込みたいとこもあったけど、夜中に見たせいもあってかなりエモくなれた。