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マサーミール 〜ダナとおかしな3人組〜

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マサーミール 〜ダナとおかしな3人組〜が配信されているサービス詳細

Netflix

マサーミール 〜ダナとおかしな3人組〜

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Netflix
配信状況無料期間と料金
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『マサーミール 〜ダナとおかしな3人組〜』に投稿された感想・評価

サウジアラビアのテレビアニメの映画化、らしい。
サウジアラビアのアニメがあるのがそもそもよく知らなかったが。
内容としては完全に社会風刺型のナンセンスコメディで、住居を追われホームレスになっちゃった3人組がスーパーヒーローの面接を受けるが失敗、自分たちでヒーロー協会を立ち上げて生物兵器を奪った悪役に立ち向かう、というもの。
だが、こいつらはちっともヒーロー然としておらず、むしろ社会の被害者のふりをしていじめる役。女性蔑視、自己中心的なのを振り撒きながら、最終的には無常感も漂う。
スーパーヒーローには衣装が不可欠だと語られるが、アラブの女性はビジャヴによって既にコスチュームが出来ているとも言える。
LC
3.7
面白かった。

作品が始まって出てくる題名のオレンジ部分は「 مسامير 」、黒文字部分は「 الفيلم 」と書いてあり、それぞれ英題通り「 Masameer The Movie 」という意味になる。
本作は、マサーミールという架空の街で繰り広げられる、ヒーローを題材にして物事の複雑さを皮肉や滑稽さ満載で描く作品。

住む場所を追われた3人組が、ゴミ箱からヒーロー協会への招待状を発見する。
正式に認められたヒーローになればホームレスを脱却出来ると考えた3人組は、ヒーロー面接へ挑むことにする。
その面接会場には多くの候補者が集まるけれど、みんながみんな「(ヒーローの本質、或いは本分である)人の役に立ちたいという気持ちや目的」で来ているわけではないことが、3人組の参加理由からも窺える。
そして何より、誰をヒーローとして採用するのか、表層的な会話で判断しようとする様子が面白い。つまりそこでは、ヒーローの本質や本分は実質問われないのだね。
1人の少女は、その善良性や正義感で面接官の心を動かすものの、結局は「女のくせに料理が出来ない」という理由で不合格になっていた。男性の参加者たちには問いもしなかった内容で、何故彼女のことは落とせるんだろうね、そんなひとつひとつを興味深く見守れる。

面接に落ちた者たちが何人か集まって、自分たちで別のクラブを立ち上げようと話し合う。
そのクラブに使われていた「 نادي القروم الخارقين 」は、ニュアンス的には「スーパーゴリラクラブ」だと思われるけれど、これで「超人的な力を持つ者たちのクラブ」を表しているんじゃなかろうかな。
このクラブを形にする為に、少女は家で美味しいパンを食べながら、ロゴを考えたりポスターをデザインしてくれたりしていた。
一方3人組は、家も食べ物もない切羽詰まった状態で実際に企業へ赴いて交渉し、契約を取り付けていた。
自分たちの活動拠点を手に入れた3人組は、少女たちが訪ねてくると「実際に働いたのはぼくらや、きみらは具体的に何しとったん、それはこの拠点を得る為に役に立ったかい」と主張する。
これも、具体的な結果に直接結びつく作業だけを短絡的に評価する姿勢が見られて、ちょっと面白い。見えないところで、一見役に立たないような作業をする者にしか見えないこともたくさんあって、ヒーローはそういう者たちの声を拾ってこそ慕われる存在であるように思うから。
ただ、理想的な振る舞いや正しい行ないをしていれば、問答無用で認められて食べていける、なんてわけでもない。それは事実、生きることの難しさとして誰もが直面する問題でもある。

後々、街に危機が訪れる。
その時、直接的に街を救ったのは、ロゴを考えてくれた理想少女ですらなく、プロテインという名のピーナッツバターだっけな、を持ってきてくれたトークマン(言葉の力を使って語りかける者なので、ここではそう呼ぶことにする)だった。
彼は誰に評価されなくても、ただ自分の言葉が相手に届けば満足そうだった。彼の言葉を受け取って良い変化を経験した存在が実際にいることも描かれている。
トークマンに比べると、少女はそれまでの経験を経ても尚、まだ理想の中に生きているようだった。それは、手柄を立てようと奮闘した3人組を見舞った様子からも窺える。
「お見舞いするのは正しいことやから」と言い、家をなくした経験のある者たちに道徳的な話を語って聞かせているが、これはたぶん、トークマンを真似たかったのかもしれない。言葉の力を信じて、自分も使ってみようとした。
けれど、理想少女の言葉はあくまで彼女の理想を語るにとどまっているもので、食べるものにも困った者たちにとっては、その話しを聞いたところで腹は満たされないのである。彼らは切実に、出来るだけすぐに結果を必要とする者たちだったのだから。
理想少女は、愛してくれる家族と共に屋根の下で食べ物にも困らず生活している若人だ。相手の状況を汲み取る力や人生経験は、まだそれ程なかったかもしれない。

ある報酬を前に、納得できなかった事でも妥協した3人組の内のひとりが、「誇ってええんじゃろか、恥じた方がええじゃろか」と言う景色が印象的。
それはまるで、彼ら自身の自己評価がゆらゆらと揺れているような姿だった。社会の矛盾を受け入れたり、報酬を提示されて満足したりするのって、曲がりなりにもヒーローをやろうとした者としては、葛藤を抱えることかもしれない。自分たちさえ良ければいい、それは、さっきまで病室で批判していた相手と同じ姿だものね。相手を批判した、その口で、相手と同じ姿勢を選択する返答をしたのだ。
彼らの視線の先には、「3人の力ある者(ゴルーム)たち」という言葉が大きく記されていた。
彼らはそこでまた、面接に落ちて結束しようとした仲間たちを弾いたんだね。
ただそれは、必死で大人と交渉して認めてもらおうと動いた成果とも言える。理想少女や他の仲間たちには出来なかったことだ。
この景色は、見ているわしらにも「何を誇って、何を恥じるか」を問いかけているように感じられる。
理想少女のような理想や正義感、トークマンのような他者の理解を求めない自己完結の姿勢、3人組のようなガムシャラでヒタスラな行動力、どれもが長所短所を含んでいて、だからこそ物事は複雑なんだよね。
どこで妥協する?どこで満足しとく?その選択で、後々自分のことを誇れる?

「ぼくにゃあ、わからん」
そう素直に吐き出された言葉が、結構好き。
みんな、自分の信じる生き方をした。それぞれに信じるものが違うから、衝突やすれ違いが起こるけれど、それでもみんながガムシャラだったように思う。
面接で落とされたって、自分を否定せず、目に見えて課題点の改善を試みる姿さえあった。
それでも、最後に胸を張ってヒーローでいられるかどうかは、わからない。
まあ、ヒーロー云々じゃなくても、最後に自分を自分で肯定できるかは、同じようにわからない。
わからないけれど、これからもみんな、きっとその街で生きていく。

結構最初の方で、ビリビリに耐える遊びなのかな、に興じている姿があったけれど、たぶん、誰が1番長く耐えられるか競争していたんだね。作中で耐えていた彼が、恐らく1番短い時間でギブアップしたんだろうかな。
恐ろしい遊びだけれど、みんなそれほどのビリビリ耐久力があるなら、それを活かしたヒーロー活動も出来たかもしれないなあ、なんて思ったりする。他者には簡単に真似出来ない特別な力だよね、トークマンの言葉の力と同じ。
気付いてないだけで、誰もがそんな、活用することも思い付かないくらい当たり前に感じながら、特別な力を秘めているのかもしれないね。
Kanako
3.0
サウジアラビア発。
貧富の差、女性蔑視などをブラックユーモアに表したアニメ。
アニメシリーズのマサーミール・カウンティの方がジョークが分かりやすく観やすいから好きかな。