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動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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目次
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朝やけの評価・感想・レビュー
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朝やけが配信されていないサービス一覧
『朝やけ』に投稿された感想・評価
櫻イミトの感想・評価
2025/07/02 23:27
3.5
題名邦訳「朝やけ」。ドイツ映画史上の大きな転換点となった一本。1933年、ヒトラーの首相就任3日後に公開され、ナチス政権が掲げた新時代を象徴する映画と謳われた。監督はナチスUFA社の代表的な名匠となるグスタフ・ウィッキイ。第一次世界大戦中の潜水艦兵士たちを描く。
1916年、ドイツ海軍Uボート(潜水艦)の指揮官リールスと中尉フレデリクスは手柄を挙げ彼らの故郷に一時帰省した。英雄の凱旋に地元ではパレードや祝賀会が開かれれるが、リールスの母は既に息子二人を戦争で亡くしていて不安が絶えない。一方フレデリクスは恋する市長の娘ヘルガ(カミラ・シュピーラ)と語らいの時を過ごした。二人は再び海の戦場へと出航、見事にイギリス軍の巡洋艦を撃沈する。勝利後リールスはフレデリクスに、ヘルガを愛していることを打ち明ける。黙って話を聞くフレデリクス。実は恋するヘルガが自分よりもリールスを愛していることに気付いていたのだ。帰路、彼らの潜水艦は中立国デンマークの旗を掲げた船から攻撃を受ける。それはイギリス軍のおとり船で、応戦に気を取られている間に背後から駆逐艦に体当たりされて潜水艦は大損傷を受ける。沈みゆく艦内では半分以上の乗組員が死亡、リールス、フレデリクスら10名の乗組員が生き残っていたが脱出用の潜水服は8着しかなかった。。。
NHK特番で存在を知り鑑賞。本作の公開初日プレミア上映会にはヒトラー、ゲッペルスらナチス要人が顔を揃えスクリーンを見入ったとのこと。本作の「ドイツ人は生きることは知らないかもしれない。しかし死ぬことはよく知っている」という主人公のセリフや、戦争殉死を英雄的行為とする価値観に彼らの方向性との合致を見出したのだろう。後日ナチス宣伝相に就任したゲッペルスは「武力による強制よりも映画によって国民の心を掴む方がはるかに政治的効果が大きい。我々はこれまでのどの政府よりも映画の力を重視する」と宣言。UFA社はナチス管轄下に置かれ、プロパガンダ映画を量産して行くことになる。
ただし本作が制作されたのはヒトラーが首相就任する前であり、内容はプロパガンダ一辺倒というものではない。息子を二人亡くしている母親は戦争に否定的な態度を取り続け、兵士たちを戦場へと運ぶ列車の過剰な切り返し編集は戦争犠牲者の量産を連想させる。見方によっては反戦的にも受け取れる(戦前の同時代批評で双葉十三郎も同様の評を書いていた)。いわばナチス・プロパガンダ映画の“序の口”と言える。
本編の大半を占めるのは潜水艦内部での兵士たちの攻撃遂行の模様。潜望鏡での敵艦発見から照準セット、砲弾発射までをドキュメントタッチで克明に描写している、撮影には明らかに本物の潜水艦と軍艦が用いられリアルな迫力があった。海中での潜水艦ロングが無いのは時代的に仕方ないことだが、海上から潜水する瞬間を艦上カメラで捉えた主観ショットは非常に珍しいと思う。
そこに度々、故郷で主人公たちの帰還を待つ母親や恋人たちの様子が挿入され、戦争メロドラマとしてのプロットが並行して進んでいく。しかしあくまでメイン舞台は機械的な潜水艦の中であり硬派な戦争映画の秀作という印象。
本作と同年、ラング監督は「怪人マブゼ博士」(1933)を最後にドイツを脱出、ビリー・ワイルダー監督、G・W・パプスト監督、コンラート・ファイトらも国外に活動の場を移した。一方、本作の制作陣の多くはドイツに残った。映画大国ドイツの技術力がいかに高かったかが本作からは垣間見える。
ナチス時代のドイツ映画は「ユダヤ人ジュース」(1940)など現在も“最悪”と評される作品が存在するためか“丸ごと”忘れられた作品群となっている。しかし露骨にプロパガンダを打ち出したものばかりではなく表層批評的には優れた作品が沢山ある。自分の見極めの力を養うためにも、ナチス時代のドイツ映画には今後も注目していきたい。
※ヒロインを演じた女優カミラ・シュピーラはユダヤ人であったために公開一か月後に映画界を追放、後に収容所に送られることになる(終戦後の1947年に14年ぶりに女優復帰した)。
※雑感
ゲッペルスが映画の力を重要視したのは先見の明として正確だった。現代の日米でのSNS動画メディアが政治に大きく影響しているのは事実だ。巧妙なプロパガンダは静かに世論誘導していく。現在の日本人は声高で雑なプロパガンダに簡単に誘導される向きが多く、日本特有の反知性主義が蔓延っていると考えている。
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