釈迦堂

100日間生きたワニの釈迦堂のレビュー・感想・評価

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)
2.4
Twitterで原作読んでたけど、なぜか映画炎上して評価低く言われていたから、手に付けてなかった作品。個人的にはそんな言うほどつまらないものではなかった。原作プラス最後は新しいものだったけど、何が伝えたかったのか、思うのは様々かな。この作品は割とリアルな話で、グループに彼がいれば集まるけど、居ないなら…みたいなのも凄くあるあるでよく分かる。新オリキャラで出てくるカエル最初は正直ウザくて、察してくれよって思うけど、無理に明るく振る舞ってる姿とか、後半見ると可哀想にはなってくる。でも、人なんて誰しも何を抱えてるか知らないし、皆全部理解するのは不可能だし、難しいところ。別にカエルがワニの代わりになったわけではないし、そんな悪く言うことはない。自分が死んで存在や記憶、全て誰にも思い出されなかったら本当に死んだなって自分は思う。ネズミからしたら、ワニが親友に変わりはないだろうし、忘れもせず永遠に片隅にでもワニが残る、ある意味死んではないと思う。"死"とは考えもので、それぞれ人の捉え方考えは違うから上手く言語化するのは難しいですが。

映画館では観なくて良かったかな、というのが正直です。漫画をそのままアニメにした感じは別に嫌いじゃない。ただ、最初のBGMデカすぎてセリフ全然聞こえんけど大丈夫?ってなったけど、まあ1時間だし、軽く見るにはいいかな。ほのぼのしてます。でも別に泣きはしなかった。