このレビューはネタバレを含みます
賢二とシロさんの優しさに泣いて笑った2時間でした。
特に今回、賢二の言葉に沢山泣きました。
楽しみな料理のシーンは好きなものばかり！大画面でリンゴ煮のシーンを観れたのは幸せでした。
ゲイとか結婚していないとか、そういうのを抜きにしても、2人は周りにいる人を大切にしようと日々生きている。何よりもお互いを大切に想ってる。
2人の周りにいる人たちもとても優しい。
理解できない事はあれど、息子をそのまま受け入れようとするお母さん。愛だなと思います。
かよ子さんも美容師仲間も賢二の家族もスーパーのあの人もそのまま受け入れる。
ジルベールがツンツンしながらキツい言葉を放っていたけど、賢二の「誰かのうれしいはうれしいじゃない」を「まぁ…」と受け止めるのも、根が優しいのを垣間見たシーンでした。
緩急が凄くて、クスクス笑っていたのに次には泣けるし、感情が忙しい(笑)
小日向ジルベールカップルの大雨のシーンは笑いしかない(笑)2人にとっては真剣なシーンだけどユニコーンが気になって仕方ない(笑)
この空気感を出せる西島さんと内野さんの芝居力が凄いと思う。シロさんの難しい性格、そして賢二の動作！
歩き方や手の振り方1つ細かく演じているのが分かる。この2人凄い。
アドリブ入ってるだろうなと思うやりとりのシーンもちゃんと賢二とシロさんがいる。
西島さんがパンフレットで「本当は賢二の方が大人」と語っていたけれどその通りだと思います。
これからも料理と向き合って、お互いと向き合って、幸せに暮らして欲しいと願う2人。
個人的にはほうれん草の250円が高すぎて本気でびっくりしました。
(同じやつを昨日98円で買ったばかり…)
