ユダヤ教という閉鎖されたコミュニティーであろうと、慣れ親しんだ地と交友関係の中で生きてる方が安心で楽だと思う。賢く生きる為にも違和感に気付いても気づかないふりをする方が世の中良いことって多い。けどそうしなかった今回の主人公にどれだけの勇気が必要だったんだろう。
宗教って周りには理解され難い風習もたくさんあって、無宗教な私からすると生きづらそうに見えた。でも、ユダヤ教人にとってはその細かい食事規定や服装を守ること自体が誇り高く選ばれしユダヤ教人の証なんだろうな〜。ユダヤ教の誕生で救われた人も多いんだろうけど、迫害やホロコーストで苦しんだ人も数え切れないくらいいて、パレスチナ含め宗教の問題は今も解決してないんだなって思うと奥が深すぎる。お互いの価値観や風習を認め合い受け入れ合えばいいのに〜って思ってたけど、知れば知るほどそんな綺麗な言葉じゃ片付かないんだなと思ってきた。どこかの国でみた黒ずくめの集団をその時は超正統派なんて知らず頭の中？？？だらけだった。こうやって本編、メイキングと見てユダヤについて少しでも知れてよかった。エルサレムには宗教に対する自分の考えをしっかり持てるようになってからぜひ行きたい🇮🇱
