キャストがとにかく贅沢で、テーマソングもあの方ということで、
本気で「たくさんの人に見てほしい、伝えたい」という熱気を感じる作品でした
佐藤健さん、この方はイケメンや金持ちから、荒んだ底辺のホームレスみたいなものまで、ほぼ違和感なく演じられる数少ない俳優さん。今回も複雑な役をしっかり体現していました。
阿部寛さん、今回ばかりはキャラがとても控えめでメインのストーリーを支える影のある刑事役でした。良き存在感です。
そして、清原伽耶さんがこの濃いメンツの中で全く劣らない強さで光っていました。
社会問題を交えたテーマを、震災後10年、コロナ禍の今、こんな大作で描いてくれたことにとても意味があると思いました。小さな不具合にも声を上げ、前を向いて生きること。確かな何かを受け取ったと感じています。
