新聞記者に化けたルー・クレーマー(アンソニー・パーキンス)率いる6人のテロリストは油田基地への補給船を制圧した。クレーマーはふたつの油田基地に爆弾を仕掛け政府相手に2500万ポンドを要求。これに対しイギリスのサッチャー首相は、民間人ながら水中活動のプロであるルーファス・フォークス(ロジャー・ムーア)をリーダーとするフロッグマンチームに人質の救出を依頼する。
派手なアクションはなくテロリストとフォークスの地味な心理戦がメインなのは良かったが、猫好きだったり女嫌いだったりフォークスばかりが人物造形が確かで、テロリスト側の思想があまり描かれていないのは物足りない。なぜ日本人がふたりもいたのか分からなかった。
