椎名一霤

PIG ピッグの椎名一霤のネタバレレビュー・内容・結末

PIG ピッグ(2021年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

まず、既に見た人が読まないと文の意味が解らないと思います。
他者と一緒であった為、途中で私がチョット喋ってしまい少々集中力を欠きつつも鑑賞。風体や事前情報でやはりジョン・ウィックを意識してしまっていたが結果的には全く異なるものだった。山で相棒の豚とトリュフを集め細々と暮らす主人公ロブ。ある日その豚が連れ去られてしまい、それをバイヤーのアミールと探すという始まり。どうやら豚は金に釣られたそこらのヤク中ヤンキーに攫われたようだ…と其処を訪ねると「誰ともわからん都会の金持ちに言われて何かやったような気がするけど豚がどうなったかは知らない」。私はミスリードにいとも容易く引っ掛かるタイプなので「ヨシ(๑•̀ㅂ•́)و✧これからこいつらぶちのめすんだな!!!」と思ったらロブは「じゃあ街降りるわ」と即座にその場を去る。そして謎の賭博場を訪れ「実は怪しい地下闘技場の殿堂入りのツワモノだったのか!?いやこれは殴られ屋?」あたりで早合点。その後弟子で成功している者をあたり、結局ロブは過去にそこらで名の通る最高のシェフだった事がわかる。時を同じく現在その街一帯で最も豊かな経営者がアミールの父であることが判明。取り敢えず普通に話してもなんにも通じないので、ロブはアミールの思い出話をきっかけに、ツテを辿って食材を集めだし「え!息子と一緒にその親父と自殺未遂で植物状態のおかんの思い出の料理とワインを…!?なんてハートフルな!」とか思ったら攫われた豚は既に…と目まぐるしく事が転じ、無音の中泣き叫ぶ主人公。ここまでに書き連ねたモノがストーリーそのものなんだが…なんというかそれだけなんだ。それだけ。あとはさながらレヴェナント(もといナショジオ)の箸休め映像。いいんだ、いいんだけど、何だろう。それ以上はうまく説明できない。

(PCで書いてみたらクソ長くなった。)