このレビューはネタバレを含みます
大阪郊外の街が舞台。授業をサボったり、生徒指導の教師に怒られたり、ショッピングモールでたむろしたり一見普通の高校生たちが主人公。しかし、誰もが家庭や人間関係に悩み苦しみパンク寸前だった...という話。
序盤の「人にやさしく」の演出は鳥肌モノだったし、ショッピングモールの熱唱までは良かった。地方に暮らす特有の閉塞感やこのままじゃダメだ感は痛いように分かるので多少共感も出来ました。けれども最後のグラウンドは完全に蛇足。青臭い青春映画のダメな方に走った感じ、取り敢えず全力疾走させて、泥まみれにすれば言い訳じゃない。スポドリかシーブリーズのCMかよ、一気に冷めました。タイトルへ繋げる為に明らかに最後の会話が不自然すぎて失笑。
あとそこまでブルーハーツは出てこない。