いまの子どもたちは賢く空気がよめるぶん、背負っているものがおおいなあとおもう。でもきっと、ああいう夜があればだいじょうぶ、だいじょうぶだよ、おもいだすことがなくても忘れちゃっても、この先もきっと生きていけるよ、とすごくおせっかいに言ってあけたくなった。
松本穂香さんの独特なテンポとふんわり低体温な感じと、中田青渚さんの欲望にどこまでも誠実な野生児っぽさと、ぜんぜんちがうんだけどでもどこか笑った顔とか似てて、すごくいいなあとおもった。
しかしブルーハーツは30年前と同じく、いまも高校生にいちばん似合う音楽なんだろうか。この30年、ブルーハーツを超える高校生青春音楽は生まれなかったのか・・・