ヒロシー

タイガーテール -ある家族の記憶-のヒロシーのレビュー・感想・評価

3.5
『マスター・オブ・ゼロ』のアラン・ヤンが監督、脚本。湿った肉を削ぎ落とした(この言い回し超好き)シンプルな過去と現在を行き来する脚本、最低限の魅力的な画。それなのに胸にぐぐっと来るものがあるのは見事。主人公の時代と貧困の被害者としての面を押し出しつつも、それ故に徹底的に哀れな男として描く徹底ぶりも良かった。
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