ザ・青春。眩しい!
感動のラストとか、劇的な恋愛とかではなく、刹那的な青春の輝きがじわっと思い出にきます。
そしてまた年齢を重ね青春時代から遠ざかっていく程に輝きが増していくそんな作品。
どこを切り取ってもエモい。
ブルーハーツはもちろん、音楽もエモい。
丁寧な心理描写で、共感しやすいリアルさが絶妙で、学生時代の友達との距離感や恋愛の温度感とかとか。
どこか見覚えのあるような空気感の中、いい具合に魅力的なキャラクター達のやりとりが凄く良い。
心のどこかでは憧れていたような輝かしい青春の風景がとにかく素敵です。