TOTTO

リンダ リンダ リンダのTOTTOのレビュー・感想・評価

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)
5.0
何回観ても、この映画のすべてのシーン、すべてのカット、すべてのセリフを愛さずにはいられない。
本作の最高なポイントをすべて語ると50000000字を超えてしまうのでレビューとか書けないんだけど、とにかく言葉や表情の端々から感じ取れる感情の微妙な揺れがすべてダイレクトに伝わってくる奇跡のような映画。
「大丈夫?」「うん。……大丈夫じゃない」
このやりとりの台詞に恵と凛子の性格と関係性のすべてが詰まっていて、それをあのタイミングで出してくるのがズルすぎて毎回このくだりで泣いてしまう。
あとは恵と響子の「どうだった?」「うん。……言えなかった」も最高すぎるやりとり。
唯一「夢のシーンを途中で分けないでほしかった」という不満点があるのだけど、999999999999点マイナス1点で999999999998点になるだけなので問題ないです。
あとペドゥナが最高すぎるというのはわざわざ言葉にするのも野暮だって話。
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