献血るーむくん

ホテルローヤルの献血るーむくんのレビュー・感想・評価

ホテルローヤル(2020年製作の映画)
3.8
2020年劇場18作目。12月1日は映画の日ということで1000円でいつものイオンではなくユナイテッドに行くことに。東野圭吾、池井戸潤、百田尚樹、湊かなえほどではないが好きな作家の一人である桜木紫乃の直木賞作品を見る。結構前に読んだので忘れていたところもあったが母親が「何があっても働け。一生懸命体動かしているものには誰も何も言わない。働いていれば良く眠るし、朝になれば忘れている。」の話はよく覚えていた。高校教師と生徒の話も覚えていたが、原作でも心中したんだっけ?介護と子育てから逃れてラブホでエッチを楽しむ夫婦が良かった。ちょっと苦手な松山ケンイチだったし、波留のイメージとちょっと違う役柄だったような気もする。去年100名城達成のために小樽から釧路を通り根室まで行ったが、北海道の荒涼とした風景をもう少し見たかった。同じ桜木紫乃の作品で本田翼のターミナルのほうがよかったかな。でも北海道を扱った作品は「幸せの黄色いハンカチ」から大好き。次の桜木作品の映画化に期待。