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マグノリアのmanicureのレビュー・感想・評価

マグノリア(1999年製作の映画)
4.1
LAに住んでいる鬱病の人たちの1日を描いている作品。孤独、後悔、最悪な育児が常に混ざり合って、時にはシュールなギャグに笑ったり、時には辛い現実にぶち当たり、といった感じ。冒頭では不思議な偶然について語られて、もしかしてバラバラの登場人物が運命の出会いに繋がる系?だと期待していまうけど、完全に騙される。偶然は混沌の兆候に過ぎない。出会いは周りの状況や自分達の行動によって単なるすれ違いに過ぎない。

PTAのこういうプロットのない作品はあまり好まないが、マグノリアだけはなぜか響いた。
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