マグノリアのポキ男のレビュー・感想・評価

PTアンダーソン監督作品初鑑賞。3時間の群像劇。

音楽とトム・クルーズの演技の素晴らしさに見惚れること間違いなし。高揚感溢れるリズムが実に心地よく流れていく。そして最後は思わずえっ！？って叫んでしまうほど唖然としたオチ。でも実は丁寧に伏線張ってるのも凄い。

出てくる9人の主人公がヒステリックな面をみせるので、そこが個人的に入り込めなかったかな。そういう悲壮からの解放がひとつのテーマになっているのだろうけど。