横浜シーサイドシネマで再鑑賞
今観ると、お父さんの苦悩や葛藤が、その背景が分からないのに感じてしまう
最後のシーンでは泣いた
2023/5時点でのレビュー
これも、後から反芻すればするほど切なさが胸を打つ作品。もっと人生経験を積んでから観たかったとも感じる。
父と娘の一夏のバカンス。その間に走る微妙な緊張感と繊細な感情の揺らぎを映しているにも関わらず、少ない説明で物語を展開して最後のカタルシスに持って行ったのは凄かった。音楽の使い方も終盤は神がかっていて、ラストのあの曲は胸のざわめきを最高潮にした。
父と娘の2人の演技も素晴らしい。日焼け止めを塗る行為で、成長過程を演出するのも粋で面白い。
ポジティブ感想しか出していないけど、正直いうとあまりにも前半が眠すぎる。前半のつまらなさはなんとかして欲しかったな。
