ベラボー

恋する寄生虫のベラボーのレビュー・感想・評価

恋する寄生虫(2021年製作の映画)
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怪作。
” 小松菜奈 2人芝居映画(と勝手に名付けた)”は良作多しと期待したが本作はいろいろ食い合わせ良くなく消化不良。
いっそクローネンバーグまで振り切っていたならって妄想。
プレーンな人格になるほど輝く小松菜奈的リアリティ/ニュートラル。

原作未読。
活字的に「こういうこと」って理解できても映像で台詞として発された声・言葉が受け入れ難かった。ロケーションや画づくりの“っぽさ”も。
これがもし日本語じゃなく外国語台詞で日本語字幕だったら印象ガラリと変わるかも知れない。
にしてもストーリー展開かなり雑でそこでSFラブストーリーとしては萎え。観念の映像化にチャレンジしていたしホラーとかに振り切った表現できればまた別だったかもです。

21.11.12鑑賞
ベラボー

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