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Soleil(原題)
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『Soleil(原題)』に投稿された感想・評価

3.8
youtubeで視聴。(英字幕)

心は死んでいく。しかし魂まで腐っちゃいない。

『タクシードライバー』を彷彿とさせる撮影の仕方。語りが主体となり、映像がそれを補助するような構成。物語性は無いが故に、芸術性が高い。

繰り返される呟き、世に対する発言はネガティブなようで、それでも諦めきれない意志を感じる。それらは"I must revel!"や"come back up to the surface"という所から浮き出す。
沈んでは浮かぼうとする、それは絶望する人間が、それでも海に放り出されたら本能・身体が生きようと水面に向かうのと同様。それを言葉で表現しようとする。

老婆が画面に向かって近付き、それが壊れたカセットテープのように繰り返し流れる映像がある。進まない時間の現れか、焦れったい気持ちにさせてくる。しかし何度目か、最後にはカセットテープの続きが見える。こうして、詩的な、曖昧な意味が目に見える形で現れる。

監督のピエール・クレメンティという名前は聞いた事も無かったが、俳優としてルイス・ブニュエルの『銀河』や、ルキノ・ヴィスコンティの『山猫』等の大作に出演している。それらがあったおかげの本作なのかもしれない。

タイトルの『Soleil』、太陽という意味らしい。
なんとも内容にマッチしているではないか。沈んでもまた、昇ってくる予感を、ここで見せている。

こういった、一つの魂の生きていた証を観ることが出来て、嬉しい。