ゆき

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからのゆきのレビュー・感想・評価

4.0
「重力は孤独への物質的反応」

3人の登場人物が全く違っていて、でもそれぞれ良さがあって素敵な人物像とキャスティング。

決して自分はミーンガールズ側の人間ではなかったけど、こんな風に哲学しながら10代を過ごせていたら、人生の質量が全く違ったんじゃないかなと3人を羨ましく思った。

話のきっかけやあらすじはありきたりだけど、空気感や音楽、街や家族関係、人種、そしてエリーの思想があたたかさと重みを持っていて良き。一言で言うなら、成長でしょうか。ラスト、ポールとの別れからエンディングが最高♡

個人的にたまたま親を亡くした子どもの話が続いていていたたまれない。あと日本人ならポールはキンプリの岸くんにしてほしいですね^_^

ウォールフラワーあたりからハイスクール映画が変わってきたな〜
イケてる学生時代を送ってきた人は、こういう映画を見てどう感じるのかな?やっぱり孤独な一面を照らし合わせて共感する?
ゆき

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