このレビューはネタバレを含みます
まず冒頭のアニメーションの台詞から嫌な予感がしてたが、頑張って最後まで見たら全部外されてすごかった
ステレオタイプなキャラ造形と好意の方向、衒学的な教養主義、不必要なイジメと取って付けたようなジャイアントキリング（試合と学芸会）、などなど、どれも脚本においてのニーズを感じられずハマらなかった。
特に教会で突如流暢に振る舞ったり（2人とも）、突然最後にキスしたり、あれは成長とか脱皮じゃなくてキャラの崩壊だった。あれに説得力を持たせるにはあまりにも3人の登場人物に対してそれぞれ作り込みと掘り下げが甘いように思う。「やりたい場面」の意識が常に先行している。
あとシンプルに、「Love is………」の演説があまりに薄かった…………
